3.「霊界」って、どんなところ?


 みなさんは、霊界…つまり霊たちが暮らしている所…って、どんなところだと思いますか?
 天国や地獄のことなんでしょうか?

        コラム5…死んだばかりの人が行くところは?

 まず、ひとつ大切なことを言いますね。
 霊界には、みなさんが考えているような天国や地獄はありません
 よく、「悪いことをしたら地獄に落ちる」、「良いことをすれば天国に行ける」…などと言いますが、実際はそんなことはないのです。
 また、「○○の宗教を信じたら天国に行けるけれど、信じなければ地獄に行く」…などと言う人もいますが、これも真っ赤なウソです。

 では、霊界とは、本当はどんな所なんでしょうか?
 
 実は霊界では、霊たちは、それぞれに自分にあった場所で暮らしています。
 自分にあった場所というのは、その霊にとって、「ここにずっといたいなぁ」と感じる場所だということです。

 みなさんにも経験があるでしょう? 大人にとっては、「リラックスできる」「楽しい」、と思えるような場所が、子供には、ただのつまらない退屈な場所だった…というような経験が!
 例えば、古いお寺の日本庭園や、静かな美術館、クラシック音楽の演奏会、などはどうですか? これらを心から「楽しい」、と感じる子供だってもちろんいますが、でも、思いっきり走り回れる野山や公園、泳いで遊べる海や川、アトラクションの豊富な遊園地・・・な〜んかの方が、ずっと「楽しい」し、「ここにずっといたいなぁ」、と感じる子供は多いですよね? でも、そんな子供も、大人になるにしたがって、静かにゆっくりできる場所が好きになったりもします。
 そうです、居心地のよい、自分にあった場所というのは、それぞれ人によって違うのですね。 同じ人でも、年齢によって変わってきます。
   
 霊界では、その霊が、その時に、ここに居たいと思える場所に暮らしています。
 「ここに居たい」という気持ちが、すべてを決めている…と言っていいでしょう。
 ですから、だんだんその場所に飽きてきて、「そろそろ他の場所に行きたいなぁ」と思えば、もうそこからは離れて、「こういう所に行きたい」とその人が考える場所に移動します。

 これで一つ分かりました。 霊界では、自分の思っているような所で暮らす、自分の思いがすべてを決める、ということです。
 
 自分の思いは、人間の世界では、口に出さない限りなかなか相手には伝わりませんが、霊界では、自分が思ったことは、すぐに相手に分かります。
 この世界では、ウソがつけません
 ウソがつけないので、心が清らかな霊は、すぐにそれが分かりますし、反対に、心のひねくれた霊も、すぐに分かります。
 心に清らかさのない霊が、どんなに自分を偽って「清らかな霊のふり」をしても、そのウソはすぐにばれてしまいますから、結局は、清らかな霊が集まって暮らす場所では、居心地が悪くなってきてしまいます。 もっと自分にあった、自分と似たような性格の霊が集まる場所の方が、暮らしていてずっと気楽だし、落ち着きますよね。
 逆に、心が清らかな霊にとっては、邪悪な考えしか持てない霊と暮らすことは本当につらいことですから、そんな霊の集まる場所には、居たいとは思いません。 やはり、自分と似た清らかな霊の住む場所に落ち着きます。
 
 それでは、心が清らかとは、どういうことなんでしょうか?
 霊界でいう心の清らかさとは、どれだけ他の人のことを考えられるかで決まります。
 「わたしはこんなに心が美しくて偉いでしょう?」、といばったり、自慢したりするような気持ちでは、まだまだ清らかとは言えません。 本当に心の底から、誰かのために役に立ちたい、その人が幸せになれるようお手伝いがしたい、と望まなければだめです。
 そして、そういう思いが純粋になればなるほど、霊は、清らかさの高い、高級な世界へと、暮らす場所を移っていきます。

 ところで、これまでの文章で何度か出てきたシルバーバーチさんという霊は、大変な高級霊界に住む超高級霊なんです。
 「超高級霊」というのは、なんだか「超高級ブランド」とか「超高級車」「超高級マンション」のようにエラソーで近寄りがたい響きの言葉ですが、実際はその正反対です。
 霊は高級になればなるほど、絶対にエラソーになどしません。
 非常にへりくだった心で、誰にも親切にしようと、いつもいつも考えているような、そうした霊だからこそ「超高級」なのです。

 それでは、次のページから、このシルバーバーチさんについてお話しましょう。



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