5.シルバーバーチさんは、どうやって人間と話ができたんですか?


 シルバーバーチさんは、霊界の超高級霊から、地上の人間にメッセージを届けるように依頼されて、その役目を引き受けました。
 しかし、それは大変むつかしいことでした。
 なぜなら、霊界と地上では、あまりにも波長(バイブレーション)が違うので、そのままでは、霊界からのメッセージは、地上のわたしたちには届かないのです。
 
 そこで、シルバーバーチさんは、この仕事に向けて、大きなプロジェクト・チームを作りました。
 このプロジェクト・チームは、地上のものでたとえるなら、ちょうど放送局のようなものかもしれません。
 放送局には、放送用の電波を送る技術にかかわる人、番組を企画・制作する人、番組に出演する人、番組の宣伝をする人などなど、いろんな役割の人が働いていますが、シルバーバーチさんが立ち上げたチームにも、いろんな役割の霊が加わりました。 霊界から地上界へ送るメッセージの波長を上手に変化させてつなげる霊、メッセージの内容を考える霊、メッセージを伝える時に邪魔が入らないように守る霊など、本当にたくさんの役割をそれぞれに担う霊たちです。

 さて、この前の「4.シルバーバーチさんって誰ですか?」のページでもお話したように、バーバネルさんという人が、地上側でシルバーバーチさんからのメッセージを霊媒となって取り次ぎました。 この霊媒という役目は、言ってみれば、放送局から送られてくる電波を受信して音を出す、テレビのスピーカーような役目です。

    

 バーバネルさんは、まだ霊界の霊だった時に、「こんど人間として生まれたら、シルバーバーチさんの霊媒として働きますよ」という約束をしていました。
 そして、いよいよ人間として生まれたバーバネルさんを、シルバーバーチさんは、彼がどんな大人に成長していくか、見守り続けました。
 バーバネルさんの方は、霊界での約束など忘れていましたが、子供の頃からいろいろな宗教に関心を持っていました。 でも結局、どんな宗教を学んでみても、どうしても疑いの気持ちが起こり、ついには「神さまなんかいるものか」と思う大人になりました。
 
 バーバネルさんが18歳になった頃、イギリスのロンドンでは、さかんに交霊会が行われていて、彼は、そういう交霊会のインチキを見破ってやろうと思い、勇んでそれに出席してみました。 そこでは、何人かの霊媒に霊が乗り移って、さまざまなことを話していましたが、バーバネルさんはそれを見ても「ばかばかしい」としか思えませんでした。 ところが、会の後で感想を聞かれたときに、なぜかあまりキツイ批判めいたことは言う気になれず、それどころか、「これから、もっとスピリチュアリズムを勉強してみます。」などという約束までしてしまったのです。

        コラム7…霊媒とは?

 バーバネルさんは、自分がした約束はきちんと守る誠実な人だったので、また別の日に、ある交霊会に参加しました。
 ところがここで、彼は、ついウトウト居眠りしてしまったのです。  
 交霊会が終わってハッと気がつき、「居眠りなどして、すみません。大変失礼しました。」と謝りましたが、周囲の人はバーバネルさんを責めるどころか、ニコニコして、「いいえ、バーバネルさん、あなたは居眠りなんかしていませんでしたよ。」、と言うではありませんか!
 なんと、バーバネルさんは、居眠りをしていたのではなく、霊媒として霊の言葉を話していたのです。
 その霊こそ、シルバーバーチさんでした。

 シルバーバーチさんは、はじめのうちは、あまり英語が上手に話せませんでした。 なぜなら霊界では言葉など必要ではないし、シルバーバーチさんも霊界で中継している霊も、人間として生きていた頃に英語を話してはいなかったからです。 また最初は、超高級霊のシルバーバーチさんの波長を、地上に合わせて変える技術を担当する霊も、その変換作業に、まだあまり慣れてはいませんでした。  
 でも、何度も何度もバーバネルさんの身体を使って話すうちに、シルバーバーチさんは、いつしか英語も非常に上達し、イギリス人の誰もこんなに美しく内容のある英語を話せはしまい…というまでなりました。

 バーバネルさんは、18歳ではじめてシルバーバーチの言葉を取り次いで以来、1981年に他界するまで、60年以上も定期的にシルバーバーチさん専属の霊媒として交霊会に出席し続けました。
 おかげで、その交霊会に参加した人は、バーバネルさんの口を借りて話すシルバーバーチさんと、たくさんの対話ができましたし、その様子を記録した本が世界中で出版されたことから、わたしたちも、それら本を通して、シルバーバーチさんのメッセージにふれることができるようになりました。



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